第4回吉阪隆正賞は黃聲遠+田中央工作群(台湾・宜蘭)


受賞者:黃聲遠+田中央工作群
Huang Sheng-Yuan + Fieldoffice Architects

業 績:台湾・宜蘭における持続的かつコミュニケイティブな空間デザインの実践
Practical, Sustainable, Communicative Design Activities in Yilan, Taiwan.

※黃聲遠+田中央工作群のプロフィールはこちらに掲載しています。

すでに専用ホームページで紹介しておりますが、授賞式・講演会のフライヤーができましたので、当方でも紹介いたします。

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■授賞式ならびにシンポジウム

■日時 2017年11月27日(月) 18時00分~

■会場 早稲田大学 西早稲田キャンパス 57号館2階
(地下鉄副都心線西早稲田駅徒歩0分、JR山手線・西武新宿線・地下鉄東西線高田馬場駅より徒歩15分)
(会場地図:https://https://www.waseda.jp/top/access/nishiwaseda-campus

■参加申し込み 不要

■入場料    無料

■主催 吉阪隆正賞実行委員会

■共催 早稲田都市計画フォーラム

■問い合せ先:吉阪隆正賞実行委員会
〒169-8555 東京都新宿区大久保3-4-1

早稲田大学理工学術院創造理工学部建築学科後藤春彦研究室気付

Mail: info@yosizaka-award.org
URL: http://www.yosizaka-award.org/

以下ホームページからの転載

受賞理由:
『最近いつも想うこと。
われわれが一緒に仕事をする仲間にこんなに恵まれているのは、
何か要因があるはずだ。
しかも、この「自発的建築学校」を自分たちの家にしてしまった。
もしこの親密な空間が、無限の可能性を秘めるなら、
人と人との間の親密さも、無限の可能性がある。
青春、それはいつも幾重にも折り重なったランドスケープの中にある。』

ギャラリー・間の展覧会のカタログの最後に載せられたこの言葉ほど、黄聲遠(ホァン・シェン・ユェン)さんに何故この賞をもらっていただくかを能弁に語っているものはありません。みなさんがこの言葉の中に感じられたこと、それがそのまま受賞理由です。
彼がこの通りの活動をしていることは、事務所を訪れ見ればすぐに分かります。若者とともに食べ、飲み、語り合い、議論し、それが建物や構築物になってゆく。豊穣なイーランの自然のように、その過程で人も育っていく。ここではうらやましいほどに、建築が人を結びつける触媒となり、人が建築を作り上げる触媒になっています。
作業は共同体の中で育まれ、醸成され、具体的なものに置き換えられていきます。人間は不完全なものであり、それ故、他者を理解しようと努力し、他者を認め、助け合い、補い合い、その結果、たとえ完璧ではないとしても形に移していく。これは吉阪がことあるごとに不連続統一体として若者に語りかけていたことです。出来上がったものには当然のことながら、矛盾や様々な不協和音が混ざり込みます。でも、綺麗に整理されたものよりは不整合な豊かさを愛する姿勢、黄さんの眼差しは常にそこに注がれています。
こうした造り方や建築の在り方は、わが国のみならず近代社会ではすでに失われたものです。かつてのU研や吉阪研究室に漂っていた吉阪を中心とした強烈な人の磁場のようなものを、彼の活動は思い出させてくれます。ノスタルジックな気持ちで振り返るのではありません。グローバリゼーションの名を借りた資本主義が世界の隅々まで行き渡り、インターネットの情報網が地球を覆い尽くす世の中です。このような時代、黄さんのような姿勢の中にこそ建築と人との本質的な関係を蘇生させる手立てが潜んでいると信じます。ここに本当の意味で、建築という価値が生き生きと時代を生き延びる可能性を見ることが出来ます。
審査委員会は、現地に赴き、意義を議論し、生み出された作品を吟味し、黄聲遠さんと彼が運営する事務所である田中央工作群の一連の作品と活動が吉阪隆正賞にふさわしいものと判断しました。

第4回吉阪隆正賞審査委員長
内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)

 

<第4回吉阪隆正賞選考委員>
委員長:内藤廣(建築家・東京大学名誉教授)
委 員:藤井敏信(国際開発学・東洋大学名誉教授)
北山恒(建築家・横浜国立大学大学院教授)
後藤春彦(都市計画家・早稲田大学教授)
中谷礼仁(歴史家・早稲田大学教授)
(敬称略)

 

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rhenin について

中谷礼仁(なかたに のりひと)歴史工学、アーキオロジスト。早稲田大学建築史研究室所属、教授、千年村プロジェクト、日本生活学会、日本建築学会など。著書に『動く大地、住まいのかたち』、『セヴェラルネス+』など。
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