Almoraの連続住居断面を1時間で推測する。- Long Architectural Journey along edge of Plate Tectonics, in India-


時間が少ない時に、知りたいことの全体性をそれほど間違いなく把握するにはどうすればよいか?これは多くのフィールドワーカーが直面する問題である。

1月22日に訪れたUttaraKhandの山上の古都Almora。最近都市化が激しいが、建物感の水平関係がきわめて共通している。これが何の理由によるのかはまだ不明だが、少なくとも水平関係があることををどのように、一時間程度でほぼ証明しうる調査を行えるかを検討して実施してみた。

まずこれがAlmora。ヒマラヤの下の古都である。

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街並の詳細を見ると水平関係がスプロールが激しいにもかかわらず一定しているようにみえる。これを客観的に検討できるかである。

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調査方法を同行してくれたShubhiに手書きで以下のように伝えた。つまり高さのスタート地点とゴール地点が共通するある程度場所的に離れた垂直におりる道において横道が同じ高さにあるかどうかを歩測によって検討しようとしたのである。

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以下が当日われわれが歩いたトラックである。GPSは建て込んだ町に入ると途端に精度が落ちるのでブレているが、尾根伝いのバザールをスタート地点としておなじゴール地点に到達するほぼ垂直におりる道と、カーブしておりてくる道を検討対象にしていることがわかる。

結果がこのShubhiによるスケッチである。尾根のメインマーケットと二つの道で出会う場所を対象にして、それぞれの道にどんなめぼしいものがあったかを書き留めたものである。簡単にいえば魔界のように思えた横道が同じ高さにある。(220/290≒63/84=3/4 )。

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そしてその横道を歩いていくと、途中でまた、新しい抜け道が見つかり、Almoraの発展を示すような建築の古い詳細から新しい詳細までが段階的に下がっていくのがわかったのであった。本来は3日ぐらいかけて行いたい調査のエッセンスを1時間で行う方法を紹介してみた。

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rhenin について

中谷礼仁(なかたに のりひと)歴史工学、早稲田大学建築史研究室所属、教授、日本荒れ地学会、日本生活学会、日本建築学会などなど。その正体はResercher of temporal architectural expression.
カテゴリー: "On the Edge Tour 2013", Uncategorized タグ: , , パーマリンク

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